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７日午前、富山県立山町で、熊を捕獲しようとした８０代の男性が、
わなから逃げ出した熊に襲われ、頭などにけがをしました。
７日午前７時前、富山県立山町芦峅寺の佐伯定芳さん（８４）が、自宅近くの空き地に仕掛けた
わなに熊がかかっていたため近づいたところ、わなから逃げ出した熊に襲われました。
警察によりますと、佐伯さんは頭やあごなどにけがをして病院で手当てを受けていて、意識はあり、
命に別状はないということです。現場は北アルプス・立山のふもとの山あいで、
熊は体長１メートル５０センチほどの成獣とみられ、
佐伯さんを襲ったあと行方が分からなくなったということです。
わなは鉄で出来た熊専用のもので、土管のような形をしていて、熊が入れるように
直径およそ７０センチ、長さ１メートル９０センチほどの大きさがあるということです。
警察は住民に警戒を呼びかけるとともに、町が組織している
「有害鳥獣捕獲隊」のメンバーなどとパトロールを行っています。
URLﾘﾝｸ(www3.nhk.or.jp)