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大卒3人に1人が卒業後3年以内に離職
11月7日 14時11分
大学を卒業後3年以内に会社を辞めた人の割合は、2年連続で増加し、ほぼ3人に1人に上ったことが分かりました。
厚生労働省は「企業の働かせ方に問題がある場合は改善すべきだ」としています。
厚生労働省によりますと、平成23年に大学を卒業し新卒で採用された人のうち、ことし3月末までに会社を辞めた人は32.4%で、ほぼ3人に1人が3年以内に会社を辞めていたことが分かりました。
これは前の年に卒業した人の割合を1.4ポイント上回り、2年連続で増えています。
産業別では、宿泊業・飲食サービス業の離職率が最も高く52.3%、次いで、美容関連や遊技施設などの生活関連サービス業・娯楽業が48.6%、教育・学習支援業が48.5%などとなっています。
また、高校卒業後就職した人の3年以内の離職率は39.6%で、こちらも前の年より0.4ポイント増加しました。
厚生労働省は「いわゆる『ブラック企業』の問題もあって、学生は離職率を気にするようになっており、離職率の高い産業では人材が集まらなくなるおそれもある。企業の働かせ方に問題がある場合は改善すべきだ」としています。
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