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コミュニケーション障害などがある「自閉スペクトラム症」(ASD)の人は、同じASDの人に対しては共感しやすい傾向があることが
京都大白眉センターの米田英嗣准教授らのグループの研究で分かり、英科学誌で5日発表された。ASDの人は従来、広く共感性に
乏しいとされていた。
グループは、ASDの成人15人に「日常会話の流れに乗ることが得意だ」と「興味の範囲が著しく狭い」などASDでない人とそうで
ある人の特徴を示した48パターンの文章をそれぞれ示して脳の反応を調べた。ASDの特徴を示した場合には、共感をつかさどる
部位の働きが活発化することを確認した。
これまでの研究は、ASDの人に、そうでない人の行動などを記した文章を示して反応をみる研究がほとんどだったという。
米田准教授は「ASDの特性を解明する大きな手掛かりになる。ASDに似た傾向を示す人が支援者にふさわしいかもしれない」と
話している。
ソース(京都新聞) URLリンク(kyoto-np.jp)