【社会】 運動会で組体操の巨大化と高層化が進行中 建物3階に相当も©2ch.net at NEWSPLUS
【社会】 運動会で組体操の巨大化と高層化が進行中 建物3階に相当も©2ch.net - 暇つぶし2ch1:依頼9@ザークマッカーバーグ ★@転載は禁止 ©2ch.net
14/11/04 21:28:26.59 0
「組体操」と聞いて、運動会の懐かしい記憶を思い起こす人も
多いのではないか。
 
 確かに四つん這いになった子供の上に何層も積み重ねて
四角錐状になる「ピラミッド」や、スクラムを組んだ子供の肩の
上に次の階層が重なり円塔を作る「タワー」は運動会の
花形であり、難易度の高い組体操に健気に取り組む子供たちの
姿は感動的である。
 
 しかし現在、一部の小中学校で行なわれる組体操は、
古きよき時代のそれとは「別物」と考えるべきだ。
この10年で関西地方を中心に組体操の巨大化と高層化が進み、
今や小学校で9段、中学校で10段の「お化けピラミッド」が
登場した。その高さは7m、建物2~3階にも相当する。
 
 多くのデータがその危険性を証明する。学校内の負傷件数を記す
『学校の管理下の災害』(日本スポーツ振興センター)を独自に
集計すると、小学校の体育活動中における組体操の事故数
(2012年度)は6533件に達し、跳箱運動、バスケットボールに
次ぐワースト3位。跳箱運動は1~6年生、バスケットボールは
3~6年生、組体操は5~6年生で実施するため、実施児童数に
比べて組体操の事故件数の多さが際立つ。
 
 しかも組体操は重大な事故が発生しやすい。先のデータから
負傷部位別を集計すると、「手・手指部」など「上肢部」の
負傷割合が多い跳箱運動(67.2%) やバスケットボール
(72.8%)に比べ、組体操は上肢部の負傷割合が少なく
(27.7%)、「頭部」(8.2%)や「頚部」「腰部」など
体の根幹を成す「体幹部」(22.4%)の負傷が多い。
後遺症の残る事故である「障害事故」も2012年度までの10年間で
20件発生している。
 
 実際、今年5月には熊本県の中学校で男子生徒が10段ピラミッド
の練習中にバランスを崩して倒壊、最下段の生徒が腰椎骨折の
大怪我を負った。
 
 高さ7mのピラミッドが土台の子供に与える負荷はすさまじい。
各自が「腕に3、足に7」の力をかけるとして組体操の基本形から
個々の生徒にかかる重量を試算すると、10段ピラミッド(計151人)
では背面から2列目の中央部の生徒に3.9人分の負荷がかかり、
これを中学3年生男子の平均体重(54.0kg)で計算すると211kgの
重量となる。これは基本形の試算であり、ピラミッドが歪むと
最大負荷はさらに大きくなる。

※SAPIO2014年12月号

NEWS ポストセブン 11月4日(火)7時6分配信
URLリンク(zasshi.news.yahoo.co.jp)


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