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日本人の83%が「生まれ変わるなら日本に」と考えていることが、文部科学省所管の「統計数理研究所」が30日発表した国民性調査で分かった。
5年前の前回調査より6ポイント増え、とくに20代男性が21ポイントも急増した。
専門家は、平成23年の東日本大震災で日本人の秩序ある行動が海外から称賛されたことなどが影響したのではと分析しており、若者たちが自信を持ち始めている姿がうかがえる。
調査は昭和28年から5年ごとに行われており、今回は13回目。昨年10~12月、20歳以上の男女6400人を対象に面接方式で実施した。
それによると、「生まれ変わるなら日本か外国か」との設問に、83%が「日本」と回答。平成21年に実施した前回調査の77%を上回った。
とくに20代の急増が目立ち、男性は75%(前回54%)、女性は72%(同64%)が日本を選んだ。
同研究所によると、日本への生まれ変わりを選んだ回答者の多くが「(日本人の)心の豊かさ」を評価する傾向がみられた。
「日本人の長所」を10項目から選ぶ設問(複数回答可)では、「礼儀正しい」が77%(同60%)、「親切」が71%(同52%)と、いずれも過去最高を記録した。
同研究所の吉野諒三・調査科学研究センター長は
「震災時の秩序だった行動が国民意識に反映されていると考えられる。一方で、海外で深刻化した経済不況やテロなども国内に目を向けるきっかけになった可能性がある」と話した。
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