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大阪府の女性教育委員が29日の府教育委員会議で、中原徹教育長(44)から議会答弁を巡って威圧的な発言を受けたと発言。他の教育委員からも中原教育長の過去の言動を批判する声が上がり、会議が紛糾した。
中原教育長は発言の一部を認め、松井一郎知事に進退伺をしたことを明らかにした。慰留されたが、中原教育長は記者会見で「一晩考えたい」と話し、30日にも進退を表明する考えを示した。
立川さおり教育委員(40)によると、今月21日、中原教育長から教育常任委員会で府の答弁方針に従うよう言われ、「誰のおかげで教育委員でいられるのか。
知事をいきなり刺すんですか。
罷免要求出しますよ」と言われたという。また「自分(中原教育長)のキャリアに傷がつく。告訴します」などとも言われたという。
立川委員は、これらの中原教育長とのやりとりを記したペーパーを出席者に配布し、「これまでも自由に発言できない状況だった」と訴えた。
他の委員も「私も罷免要求すると言われた。圧力行為だ」などと声を上げ、陰山英男教育委員長が
「(委員会が)本格的な機能不全に陥る」と苦言を呈した。中原教育長は「私も(圧力の発言を)委員から受けたことがある」と反論した。
中原教育長は会議終了後に記者会見し、「言ったものと、言っていないものがある」と発言の一部を認め、
「不愉快な思いをさせたのは間違いなく、申し訳ない。威圧されるようになってしまうなら、反省したい」と謝罪。
「自分が(教育長の)資格があるのか考えたい」と漏らす一方、「投げ出したくない」とも話した。
また「法的に問題がある発言や、パワハラ、嫌がらせは一切ないと思っている」と語った。
立川委員に対する発言の現場に同席した橋本正司教育次長は会見で「教育長が熱くなっていたのは事実で、反論できない空気があった」と話した。
松井知事は中原教育長と面会後、記者団に「辞任はさせない。
最後までやってもらう」と話した。
9月府議会では、認定こども園の学級定数について、松井知事が3歳児学級の定数を35人以下とする条例案を提出した。条例案は最終的に野党などが反対したため、25人に修正され、今月28日に可決された。立川委員は「私は25人の方がいい」と主張したとしている。
中原教育長は橋下徹・大阪市長の友人で、元国際弁護士。
橋下市長が知事時代の2010年4月に民間出身校長として府内の高校に着任。
12年3月の卒業式で、教職員が君が代を歌っているか口元をチェックして議論を呼んだ。
松井知事が昨年4月、大阪府で初の民間出身の教育長に登用した。
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