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「止まってください!」。激しい尿意に襲われながら、停車を求める女性
の懇願を聞き入れようともせず、タクシー運転手は高速道路を走り続けた。
大阪で5月、乗客の女性に利尿剤を仕込んだ菓子を食べさせた上、降車さ
せずに車内に閉じ込めたとして、タクシー運転手の西利彦容疑者(41)
が大阪府警門真署に暴行と監禁容疑で逮捕された。
「仕事熱心で、超のつくほどの真面目人間」「そんなことをするようには
見えない」。タクシードライバー仲間が口をそろえる西容疑者。ところが実
態は、女性がトイレに行きたいともだえる姿を車内の隠しカメラで撮影し、
悦に入っていたというゆがんだ性癖の持ち主だった。
悪魔のクラッカー
「ちなみにどこまで帰るのですか」
この問いかけが、トイレに行くことができない長い、長い責め苦への入り
口だった。
昨年10月29日夕、20代の女性は大阪府門真市内で、とある個人タクシ
ーに乗車した。
「(大阪市営地下鉄)門真南駅までお願いします」
普通のタクシーであれば、指定した目的地に向かって車を走らせていただろう。
しかし、このタクシーは違った。運転席の西容疑者は女性に地下鉄を使った先の
“最終目的地”を尋ねた。そして、女性が大阪市内の地名を挙げると、意外な提
案をしてきた。
「それなら、半額で行ってあげるよ」
女性はうなづいた。
「早く帰るために、高速道路を使ったり、いつもと違う道を行ったりするか
もしれません」
西容疑者はこう伏線を張ると、運転を開始。頃合いを見て、おもむろに女性に
「これ、どうぞ」と紙コップを差し出した。中にはクリームがサンドされたク
ラッカーが2枚入っていた。
女性は受け取った紙コップから、1枚をつまんで食べた。唇にピリピリッと
いう刺激が走った。何となく不安を感じ、1枚で食べるのを止めたが「時す
でに遅し」だった。
「吸水シート」渡され
“地獄”が始まった。
クラッカーを口にしてから間もなく、突如として女性は猛烈な尿意に襲われた。
すでにタクシーは近畿自動車道を走っていた。女性はたまらず「パーキングエ
リアに止まってほしい」と求めたが、答えは「本線に戻れなくなる」。意味不明
な内容のごり押しで、女性の願いは拒絶された。
尿意にもだえ、青ざめる女性を乗せたまま、タクシーは目的地の大阪市内から
外れ、吹田市や豊中市の高速道路を疾走していた。そんな中、女性にあるもの
が手渡された。介護用の吸水シートだった。女性が乗った運転手の狙いは、も
はや疑いようがなかった。
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