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観光庁によると、今年、日本を訪れた外国人旅行者は今月前半までに1000万人を超え、
通年では史上最高の1200万人台後半に達するという。
安倍政権は成長戦略のひとつに観光立国政策を掲げている。
東京五輪が開催される6年後までに訪日外国人を2000万人まで増加させるのが目標だ。
だから、安倍首相は訪日客数の増加に小躍りしたい気分だろうが、果たしてそんなに立派なことなのか。
増えた訪日客の大半が中国人。今年1~9月に178万人が来日し、
前年比で約8割も増えた。で、その中国人観光客が日本で何をしているかといえば
“安物買い”である。転売目的で日本製の紙おむつや粉ミルクを買い占めたり、
秋葉原で電化製品を買い漁る光景がすっかりお馴染みとなった。
マナーの悪さも目立つ。デパートの鉢植えに立ちションしたり、ホテルでタオルなどの
備品を持ち帰るといった行為が伝えられている。近著に「知中論 理不尽な国の7つの論理」がある
ノンフィクション作家の安田峰俊氏は、「さすがの中国政府も観光客のマナーを改善しようと動き始めました」と語る。
「海外旅行へ出かける人のためにマナーブックを作って、基本的なマナーの啓蒙に努めています。
しかし、その内容が『おはよう・ありがとう・すみません・どうぞ、といった丁寧な言葉を使いましょう』とか、
『ところ構わず大便をしたり、人前で鼻をほじるのはやめましょう』『ホテルの電気湯沸かし器で
即席ラーメンを作ってはいけません』など、『そこから指導するんですか?』と思えるようなものが多いのです」
中国人観光客がバスで銀座に乗り付け、大挙して百貨店に入っていく姿もよく見かけるが、
行儀の悪い連中に銀座が占領されたら、日本人が寄り付かなくなる。
埼玉学園大教授の相沢幸悦氏(経済学)がこう言う。
「外国人の訪日客数が増えているのは一気に円安が進んだからです。安倍首相のお手柄ではありません。
それに中国人観光客がいくら都心で買い物をしても、地方の観光地が潤うわけではありません。
彼らは消費税も払わなくていいから、税収が増えるわけでもありません。
日本がフランスのような観光大国になるのは最初から無理がありました。
『女性の活躍推進』も2人の女性閣僚辞任で頓挫しつつありますが、
恐らく安倍政権の成長戦略は何ひとつうまくいきません。いずれも“絵に描いた餅”だったことがようやくはっきりしてきました」
雇用は増えず、円安インフレと増税で庶民生活は苦しくなるばかり。安倍政権の政策は何から何までデタラメだ。
URLリンク(www.nikkan-gendai.com)
中国人客が8割増…安倍政権の「観光立国政策」は完全失敗