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就任から2日、早くも新大臣に政治とカネの問題が発覚した。
宮沢経済産業相の資金管理団体が、広島市内のSMバーに政治活動費を支出していたことがわかった。
23日午後3時半すぎ、宮沢経産相は「(大臣自身、SMに興味はありますか?)わたしは、その種のお店に行ったことはございません」と述べた。
新経産相の就任インタビューは、SMバーに関する質問が相次ぐ、異例の事態となった。
SMバーの店長は、「僕がショータイムのときに、店の女の子を縛って、つるすんですけど、
その間にお客さんの代表の方が、3名ほど出てもらって、お客さんの中から。そのお客さんに、
女の子にむち打ってもらったりとか」と語った。
政治資金収支報告書によると、2010年、宮沢経産相の資金管理団体が、交際費の名目で、広島市内のSMバーに1万8,230円を支出。
この店には、大量のロープが天井からたれ下がり、むちなどの道具が、無造作に置かれていた。
店の客が撮影したショータイムの写真には、裸で縛られた客の男性を、むちでたたく女性店員の姿があった。
こうしたショーが、1日に複数回行われる状況で、どんな政治活動が行われていたのか。
SMバーの店長は「たぶん、来てないと思います。テレビで見たことある人なので、来ればわかると思うんですけど」と語った。
宮沢経産相は、「SMバーには地元の秘書が行った。誤って政治資金として支出してしまったようだ」と釈明した。
宮沢経産相は「政治活動としては、いろんな情報交換をしておったと聞いております。ショーをあまり、見るつもりで行った
わけではなくて、たまたま、そういう店が割合安くて、話もできるということで使ったというようなことを言っております」、
「(辞任の考えは?)ございません」と語った。
地元、広島・福山市の有権者からは、「本当だとすれば論外でしょ」、「宮沢さんっていうのは、おじさん(宮沢喜一元首相)から、
割合と(お金に)きれいな人だったからね。だから、きれいな人でおってもらいたかったというのが本心です」などの声が聞かれた。
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