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宮沢洋一経済産業相は23日午後、産経新聞などのインタビューに応じ、
2010年に広島市内のSMバーに政治活動費を支出していたとの一部報道について、
「地元の秘書がその店にいった」として事実関係を認めた。
宮沢氏自身は「行ったこともなく名前も知らない」と述べたうえで、
「速やかに必要な措置をとる」として、政治資金収支報告書を訂正する考えを示した。
同報告書で、同年9月上旬、「交際費」名目で1万8230円が広島市内のSMバーに
支出されていたとの報道について、宮沢氏は「報道を受けて初めて知った」と話した。
その後の調査で、地元の秘書が店にいき、政治資金として処理をしたことを確認したという。
宮沢氏は「政治資金として支出していいはずはない」と述べ、地元秘書に当該額を弁済させるという。
一方、経産省が所管する東京電力の株式を宮沢氏が保有していることに言及。
東日本大震災前から保有していたことを明らかにし、「責任者である私が
手放すというのは理屈としては難しい話だ」として、売却に否定的な認識を示した。
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