14/10/22 21:48:11.02 0
小渕優子前経済産業相らのダブル辞任を受けて、野党では共闘して疑惑追及に当たった民主、
維新両党がさらに接近し、自民党の「１強多弱」状態を打破しようとのムードが高まっている。
これに対し、守勢に立たされた政府・与党は、引き締めに躍起だ。
民主、維新両党の幹事長と国対委員長が２２日、国会内で会談。
民主の枝野幸男幹事長は「しっかり野党の立場を国民に伝えられたのは、維新の協力が大きい」と持ち上げた。
これに対し、維新の小沢鋭仁国会議員団幹事長は、ダブル辞任の影響で空席となった
衆院科学技術特別委員長ポストが維新に回るよう、民主が後押ししたことに謝意を示した。
両党の連携は当初、維新共同代表の橋下徹大阪市長が疑問を投げかけ、足並みがそろわなかった。
だが、小渕氏らの疑惑を巡る国会審議では、両党が質問が重複しないよう綿密に調整。
民主幹部は「疑惑追及を通じ、同志的雰囲気が出てきた」と手応えを語る。
両党は、特定の民族や人種の差別をあおるヘイトスピーチ（憎悪表現）を規制する法案も、
政府・与党に先駆けて国会提出することを目指す考えでも一致した。
一方、安倍晋三首相と自民党の谷垣禎一幹事長は同日、首相官邸で会談。
谷垣氏は会談後、記者団に「緩みが生じている懸念があるので、脇を締めていきたいという話だった」と語った。
自民はその後、党幹部と衆院当選１期生との昼食会を国会内で開催。
佐藤勉国対委員長は「ここまで静かにきたが、ある意味で『正常な形』に戻っている。
これが現実だ」と語り、野党側の攻勢に対する結束を促した。【村尾哲、影山哲也】
URLﾘﾝｸ(news.goo.ne.jp)