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老舗劇場「浅草ロック座」運営会社が破産
戦後の浅草の歓楽街の中心的な存在だった老舗劇場「浅草ロック座」を運営していた会社が、
入場客の減少などで経営に行き詰まり、今月中旬、東京地方裁判所から破産手続き開始の
決定を受けていたことが分かりました。
破産手続き開始の決定を受けたのは、東京・台東区の老舗ストリップ劇場「浅草ロック座」を
運営していた「斎藤観光」です。
昭和22年に開業した浅草ロック座は、映画館や演芸劇場が建ち並び、多くの著名な
コメディアンも通ったことで知られる歓楽街「浅草六区」の中心的な存在として人気を
集めました。
新宿や渋谷といった繁華街が発展していくなかでも、独自の経営を続けていましたが、
破産管財人の弁護士によりますと、リーマンショックが起きた6年前から入場客が大きく減少し、
資金繰りに行き詰まったことから、運営会社はことし8月に従業員を解雇し、経営から
撤退したということです。
破産管財人は、負債額が2億3800万円に上るとしています。
浅草ロック座は今も営業を続けていますが、今後の運営形態などは決まっていないと
いうことです。
NHK NEWS WEB 10月22日 15時08分
URLリンク(www3.nhk.or.jp)