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2014年10月20日 PM06:00
・エボラ出血熱患者への投与拡大に備え追加生産
富士フイルム株式会社は10月20日、エボラ出血熱患者への投与拡大に備え、抗インフルエンザウイル
ス薬「アビガン(R)錠200mg(一般名:ファビピラビル)」をエボラ出血熱対策として海外での使用を目的と
した追加生産を決定した。これまでにアビガンは、西アフリカから欧州に緊急搬送されたエボラ出血熱
患者複数人に対し、緊急対応として投与され効果を示している。
アビガンは、ウイルスの細胞内での遺伝子複製を阻害することで増殖を防ぐという新しいメカニズムを
有するRNAポリメラーゼ阻害剤。もともとは抗インフルエンザウイルス薬として開発され、新型又は再興
型インフルエンザウイルス感染症が発生し、同剤の使用を国が判断した場合に、厚生労働大臣から要
請を受けて製造・供給等を行う。
・2万人分の錠剤と30万人分の原薬を保有
フランス政府とギニア政府は11月中旬よりギニアにおいて、エボラ出血熱に対するアビガンの臨床試験
を行う予定。同臨床試験でアビガンのエボラ出血熱に対する効果並びに安全性が認められた場合は、
より大規模な臨床使用のための薬剤の提供要請が見込まれる。
※2014年10月20日時点で一般公開が確認出来た記事の一部を引用しました、全文は元サイトでどうぞ
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※富士フィルム プレスリリース
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