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古事記じゃなく日本書紀だったわ、スマンw
史料から見る日本の処女信仰
源氏物語
日本最古にして最大の長編小説《源氏物語・第四の巻:夕顔》によれば“非処女”について、
一千年も前に、つぎのように述べています。
─ 驚くほど柔らかでおおような性質で、深味のあるような人でもな
い。若々しい一方の女であるが、処女であったわけでもない。貴婦人で
はないようである。(33)
─ もう一人の女は蔵人少将と結婚したという噂を源氏は聞いた。そ
れはおかしい、処女でない新妻を少将はどう思うだろうと、その良人に
同情もされたし、またあの空蝉の継娘はどんな気持ちでいるのだろうと、
それも知りたさに小君を使いにして手紙を送った。(131)
─ 紫 式部/與謝野 晶子・訳《全訳源氏物語(上巻)19710810 角川文庫》