【朝日新聞】マツダRX-7カブリオレに試乗してみた 風を感じる孤高のスポーツカーだat NEWSPLUS
【朝日新聞】マツダRX-7カブリオレに試乗してみた 風を感じる孤高のスポーツカーだ - 暇つぶし2ch1:シャチ ★@転載は禁止
14/10/16 11:57:32.02 0
朝日新聞デジタル 10月16日(木)11時45分配信
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
レンタカー事業を展開するタイムズモビリティネットワークス(広島市)がこのほど、東京・有楽町の店舗で、
マツダRX―7カブリオレ(FC3C型)の貸し出しを始めた。趣味性の高い絶版車をそろえる「Service X」の車種追加として、
アルファロメオ・スパイダーとウエストフィールド・スーパー7に続いて導入された。街中で見かけることは珍しい、
国産オープンスポーツの隠れた名車。編集部でもさっそく、借り受けて試乗してみた。

■風がおまけで付いてくる、優しいピュアスポーツ
 漫画「頭文字D」で、主人公・藤原拓海の最大のライバルであり同志でもある、高橋兄弟の愛車がRX―7だった。
古くは「よろしくメカドック」のニヒルな好敵手、那智渡も初代のSA22C型を駆っていた。マツダによる、
世界で唯一の量産ロータリーエンジン。そのコンパクトさを生かした、低重心でベーシックなFRレイアウト。
それらの醸し出す孤高性、潔さやストイックさが、ハイテクで武装した、悪役のハイパワー4WDマシンを駆逐するベビーフェースとして、
劇中で重要な役回りを担わせたのだろう。
 そんなRX―7のキャラクターに、マイルドさとカジュアルさを加味したのが、今回試乗した1991年式のカブリオレだ。
このモデルの発表当時はバブル全盛期。トヨタ・セリカや日産シルビアなど、硬派なスペシャリティーカーも相次いで
オープン仕様を追加し、小粋なデートカーとして重宝された。
 タン色の革シートとモスグリーンのボディーという、ブリティッシュスポーツの王道のカラーリング。この時代の国産車には珍しい、
厚みの十分なシートは快適だ。着座位置は極端に低くなく、乗用車的な感覚で乗れる。仕様はほぼフルノーマル。
サスペンションのロールは大きめで、ブレーキはじんわり効く。アウトバーンやニュルブルクリンクをターゲットに
ガチガチに仕立てられた現代の国産スポーツと比べると、隔世の感は否めない。ただ、それがおおらかな乗り味に感じられ、
肩ひじ張らずに都会を流すには、ちょうど良いかもしれない。
 走行距離が12万キロに達するこなれたロータリーエンジンに、気難しさや神経質さは皆無。よくメンテナンスされているからか、
吹け上がりは上々だ。低回転では非力ゆえか若干ギクシャクするが、5速MTのギアを引っ張り、
前走車がいない直線でアクセルを踏み込むと、リニアで胸のすく加速が味わえる。オープン状態で走れば、
適度に乾いた秋風が心地よく運転席を通り抜ける。
 時代錯誤なMT至上主義の記者だが、ことこのクルマに限っては、AT版も乗ってみたいと思った。
目を三角にして多段ミッションをガチャガチャやったりせずに、楽な姿勢でアクセルに足を乗せ、
日常の憂さを忘れて風を楽しむ。そんな気張らないドライブこそが、このクルマの最高の楽しみ方だろう。
(文 北林慎也)


レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch