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8月の生産設備稼働率、5カ月連続低下
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日本経済新聞 2014/10/15 21:36
経済産業省が15日発表した8月の鉱工業生産指数確報で生産設備の動きを示
す稼働率指数(2010年=100、季節調整値)は96.4と前月より1.7%下がった。
前月を下回ったのは5カ月連続。4月の消費増税後に売れ行きが鈍った自動車
や家電などで減産が広がった。生産指数は前月比1.9%の低下と、速報から0.4
ポイントの下方修正だった。
稼働率指数を業種別に見ると、家庭用電気製品が前月比10.7%の低下と大幅
マイナスだった。自動車を含む輸送機械工業は5.8%の低下。8月は在庫指数が
前月比0.9%上昇の112.6と、09年2月以来の高い水準だった。生産に占める比
率が大きい家電や自動車で減産が広がり、稼働率を押し下げた。
ただ、稼働率指数はまだ13年6月と同じ水準にある。同日発表の生産能力指
数(原数値)は95.0で、企業の生産能力は10年と比べて5%下がった状態だ。
企業は設備投資の積み増しを控えてきたため、比較的高い稼働率を保っている。
出荷が上向き在庫調整が進めば、企業は収益をあげやすい体質になっている。