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ドイツで豆腐が大人気 需要高まる見込み
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ドイツでは、日本食材の代表格とも言える豆腐が、今、大人気となっていて、野菜中心の食事に関心が高まり、
いわゆる「ベジタリアン」が増えるなか、需要が一段と高まると見込まれています。
ドイツでは、今、豆腐が人気を集めていて、ベルリンにあるスーパーマーケットでは、
オリーブ入りの豆腐やカレーマンゴー味の豆腐など20種類以上の豆腐が並び、売り上げは毎年30%伸びています。
ドイツの豆腐は日本の豆腐に比べて固く、独特の風味が楽しめ、細かく切ってサラダに混ぜたりパンに載せたりして食べるのが人気です。
ドイツではもともと動物愛護の意識が高く、家畜を工場のような環境で食肉処理することに抵抗を感じ肉を敬遠する人が増えていて、野菜中心の食事に関心が高まっています。
いわゆる「ベジタリアン」は10人に1人に上っていて、こうした事情がドイツでの豆腐の人気につながっています。
ドイツで豆腐を広めた先駆けの1人、ベルント・ドロジーンさんの豆腐製造会社では、日本から機械を輸入し、試行錯誤を繰り返しながら豆腐を使ったさまざまな製品を生み出してきました。
豆腐ソーセージや豆腐ハムなど年間6000トンを生産していて、若い人たちの間ではホットドッグなどで人気を呼んでいます。
ドロジーンさんは
「ドイツでは、豆腐は肉の代わりとしての役割があります。大豆からできているので健康に気を遣う人にもぴったりです」
と話し、健康志向の高まりとともに需要が一段と高まると見込んでいます。