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今年のノーベル文学賞は村上春樹氏が受賞するかどうか注目されたが、残念ながらまたも受賞はならなかった。
「ハルキスト」の加熱ぶりはこの時期の風物詩のようになっているが、実は最近の日本人の読書量は減少している。
文化庁が実施した「国語に関する世論調査」によれば、1カ月に3冊以上の本を読むと回答した割合は17・9%で、
「読書量は減っている」と考える人が65・1%に上った。専門家からは日本文学の低迷を懸念する声も。
村上氏に続く世界的な作家を輩出するためにも、読書習慣の定着に向けた取り組みが必要だ。
すべての年代で「読まない」増加
文化庁の「国語に関する世論調査」は、全国の16歳以上の男女3000人を対象に実施。
電子書籍を含む読書量の変化などについて今年3月にアンケートを行い、集まった回答を半年かけて分析した。
それによると、マンガや雑誌を除く1カ月の読書量は、「1、2冊」と回答したのが34・5%、「3、4冊」は10・9%、
「5、6冊」は3・4%、「7冊以上」が3・6%だったのに対し、「読まない」との回答が最も多く、47・5%に上った。
平成21年実施の前回調査に比べ、1冊も読まない割合は1・4ポイント増加、14年実施の前々回調査からは
10ポイント近く増加しており、日本人の読書離れが浮き彫りになった格好だ。
とくに高齢者に「読まない」割合が高く、70歳代以上で59・6%、60歳代で47・8%に上った。
一方、20歳代は40・5%、10歳代(16~19歳)は42・7%だった。
文化庁によれば、高齢者の場合、視力の悪化など健康上の理由が大きいとみられる。とはいえ、14年実施の調査に比べ、
すべての年代で「読まない」割合が大幅に増えているのも事実。
文化庁関係者は「21年実施の調査で国民の読書量の減少が明白となったが、その後も改善されていない」と憂慮する。
(後略)
ソース:URLリンク(www.sankei.com)
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