14/10/11 12:10:18.38 LrJkBy2K0
公務員という言葉から、ギリシャの経済破綻を思い出した。
あの国も古代には一大文明・文化を謳歌する文化国家だったが、
今はその遺構(残骸?)を売り物にした観光くらいしか特徴もない。
近年労働者の4人に一人が公務員という非生産的職業の国になった。
公務員天国とはある意味社会主義国家と同じである。
非生産性に胡坐をかく国民がエラソーな顔をしている国は必ず衰退する。
ギリシャの主な経済基盤は古代遺跡の観光と農業・海運業で、
成り立つ国家だが、生産部門が造船以外に目立ったものはない。
公務員天国、観光と農業で経済が成り立つのは沖縄と似ている。
しかも年金と公務員給与・手当が政府支出の約40%を占めるともいわれ、
公務員の多くが不当な手当、早期退職・年金受給などの恩恵に浴している。
さらに高水準の社会保障給付費と人件費の圧迫が、
ギリシャの財政悪化の一因になってきたとの指摘されている。
モノを生産しない公務員は公共サービスのために存在する職業で、
あくまで公僕(public servant)としての身分をわきまえた職種待遇であるべきで、
彼らが民間以上の給与や年金や福利厚生を受けることは筋違いである。
私は生産業が振るわない国家は、衰退しないまでも発展はしないと考えている。
生産業が盛んになれば、総合的な産業発展が見込めると考えている。