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護衛艦「いずも」 中国と朝日新聞が猛批判する理由は?
お隣の国・中国が熱い視線を注ぐ海上自衛隊艦艇がある。来年3月までに就役する予定の
護衛艦「いずも」だ。
昨年8月6日に命名・進水式が行われると、中国各紙は「準空母」と呼び、日本の「右傾化」を
証明するものだと難じた。中国国防省も「日本は歴史から学び、自衛政策を守り、平和発展の
道を歩むとの約束に従うべきだ」と批判した。
中国だけではない。朝日新聞も今年1月7日付の朝刊で「どう見ても空母だけど…」という
見出しの記事を掲載。政府見解では憲法解釈上「攻撃型空母」は保有できないとしていることを
念頭に、「なし崩し的に拡大解釈しているのでは」との軍事ジャーナリストの批判を紹介している。
これに対し、日本政府は、いずもが空母であることを否定している。そもそも攻撃型空母とは、
敵地を攻撃する戦闘機を搭載する能力を有していなければならないが、いずもはF35など
垂直発着可能な戦闘機を艦載できる設計にはなっていないというわけだ。
とはいえ、いずもはヘリコプター5機が同時に離着陸できる巨大甲板を有し、就役すれば
海自最大の艦船になる。空母であろうが、なかろうが、さまざまな場面で活躍が期待されている
ことは間違いない。
同じヘリ搭載型護衛艦は、すでに「ひゅうが」と「いせ」が就航しているが、乗員以外の収容
可能人数はひゅうが型が約100人であるのに対し、いずもは約450人に上る。日本国内で
大規模災害が発生した際は避難所として機能し、緊急時の在外邦人輸送にも役立つ。日本政府が
「多目的性」を誇るのは、このためだ。
(つづく)
産経ニュース 2014.10.10 11:00
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