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韓国国防省は７日、国会に提出した業務報告資料の中で、北朝鮮が来年を「統一大戦完成の年」
と宣言して、兵士の訓練や戦力の増強を通じて「全面戦争への準備活動」をしていると指摘した。
同省によると、北朝鮮はこのために今年の夏季訓練を例年の約２倍の規模にし、ロケット砲などの
戦力の増強を続けているという。
また、ワタリガニ漁の下半期の最盛期（９～１１月）を迎え、黄海上の軍事境界線にあたる
北方限界線（ＮＬＬ）付近での漁船の操業が急増しており、取り締まりなどを口実に北朝鮮側が
ＮＬＬを侵犯して「無実化」しようとしているとした。
北朝鮮は国連軍が引いたＮＬＬを「無効」と主張しており、７日午前には北朝鮮の警備艇１隻が
ＮＬＬを侵犯。韓国側が警告射撃をし、北朝鮮側も対応射撃をする事態が起きている。
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