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【岩見沢】空知管内南幌町の自宅で祖母と母親を刺殺したとして殺人容疑で高校２年の三女（１７）が逮捕された事件を受け、
空知教育局は６日、管内の全２２公立高校の校長を集めて緊急の会議を岩見沢市内で開いた。
空知教育局の寺脇文康局長が「命を大切にする教育をあらためて徹底してほしい」とあいさつ。
文部科学省や道教委が過去に出した通知をもとに、「保護者と連携し、生徒の学校外の状況も把握するよう努める」
「養護教諭やスクールカウンセラーと協力し、相談に即応できる体制をつくる」などの方針を再確認した。
その上で、同局から「自校の教育体制をいま一度見直してほしい」と要請した。
会議後、同局の渋川賢一教育支援課長は「道徳教育には各校でしっかり取り組んでいる。
効果を出すためには、地道に繰り返し指導していくことが大事だ」と話した。