14/10/07 23:19:41.81 R3zFf9Od0
昔住んでいたアパートに、大家の娘が飼っていた猫がいた。
娘はアパートの一室に住んでいて、猫は半ば放し飼い状態。
俺が自室の部屋の窓を開けると、良く入ってきて俺にじゃれていた。
ある時、その娘が部屋が汚くなるなどの理由で、部屋に閉じ込めて飼うようになった。
彼女が部屋に常時いるような生活ならよかったのだが、昼はほとんど部屋に猫一匹の状態が続いた。
数か月後、その猫は気が狂って正気を失ったようだった。
大家の娘はあわてて以前のような飼い方に戻したが、手遅れだった。
ある時、下駄箱の上にいたのでかがみこんで靴を取ろうとしたら、以前あれほどじゃれていた俺の頭に猫パンチを食らわしやがった。
その時に、正気を失って目つきがおかしいというのは、動物でもあるんだなと実感した。