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韓国の朴槿恵（パククネ）大統領は６日、大統領府（青瓦台）で開いた
首席秘書官会議で、「円安による輸出企業の実績も憂慮される」と述べた。
首脳が為替相場に言及するのは異例だ。
朴大統領は米国の早期金利引き上げの可能性や円安、中東情勢によって
「世界経済の不確実性が拡大している」と指摘したうえで、
その影響を抑える重要性を強調した。首席秘書官らに対し、
「国民が実感できる具体的な成果が出るよう最善を尽くしてほしい」と指示した。（ソウル＝東岡徹）
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