14/10/05 18:10:58.64 V+9XMkBu0
>>3
小沢一郎が竹下登との権力闘争に敗れ、派閥から追い出された。
小沢一郎の絶頂期は、リクルートスキャンダルで身動きの取れない竹下登の代行をしていた金丸信の、
そのまた代行として、自民党最大派閥竹下派（オーナー竹下、会長金丸、執行小沢）の数を背景に、
自民党総裁に対する拒否権を担保にして、権勢を振るった時代。
海部俊樹、宮沢喜一らは自民党総裁にして、日本の総理大臣だったが、格下の小沢一郎の傀儡だった。
金丸が失脚し、小沢の代行としての権力も喪失。
小沢の横暴に怒っていた竹下派と他派閥が、小沢の専横を嫌い、
（竹下が集め、金丸が貯めた金を、代理として配る役割だった筈なのに、
小沢はさも自分が集めてきたような顔をしたんだな）
小沢も自民党を出て、共産党以外の非自民野党を連携し、政権転覆に成功した。
細川護煕、羽田孜が首相になったが、彼らの立場は海部や宮沢と同じだった。
小沢は新たな与党で専権を振るったので、社会党が嫌って離脱。
この離脱した社会党を、自民党の反小沢勢力が誘って、反小沢連合の新政権が成立した。
村山富市は、このときの社会党側の窓口だったので、自民党の誰がなってももめる首相の代わりに、
村山総理大臣があり得たんだな。