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田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」
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この世に存在するものはすべて腐り土に帰る。なのにお金だけは腐らない。
カール・マルクスが「資本論」であきらかにした資本主義の病理は、その後
なんら改善されないどころかいまや終わりが近づいている。
それどころか、利潤や利子によって、どこまでも増えていく性質さえある。
この「腐らない」おカネが、資本主義のおかしさをつくりだしているということが、
僕がこの本で言いたいことの半分を占めている。
その背景にあるのが、労働がどんどん単純化されていることだと思います。
誰でもできる仕事は給料が安くなるし、替えがきくから雇われているほうの立場が
圧倒的に弱くなります。それで、労動者が使い捨てにされたり、こき使われても
逆らえなくなったりするんだと思います。これが、生活者が「安さ」を求め、企業が
「利潤」を追い求めた結果なんだと思います。