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百貨店やスーパーなどで9月度売上高(速報値)の公表が始まった。
前年同月比を見るとマイナスのオンパレードで、9月に入っても消費はまったく回復していないことがハッキリした。
大丸松坂屋やそごう・西武の8月度売上高は前年比プラスだったが、9月は再び減少に逆戻りだ。
「ここへきて消費を手控える動きが顕著になっています。
消費増税の影響を受けた4月と同じような雰囲気が漂いだした」(百貨店関係者)
野菜や肉、生活雑貨などを扱うスーパーのユニーや、ドラッグストアのカワチ薬品、
「かっぱ寿司」で知られるカッパクリエイトなど、庶民生活を支える小売業も軒並み前年割れとなった。通販のニッセンは17.5%減だ。
2日に決算発表したセブン&アイHDの村田紀敏社長も、
「前回の消費増税時と比べ、売り上げの戻りが遅い」と嘆いていた。
第一生命経済研究所首席エコノミストの熊野英生氏はこう言う。
「8月の家計調査によると消費支出は4.7%減少でした。
消費増税や円安進行による輸入物価の上昇に、賃金アップが追い付かず、
実質賃金は14カ月連続の減少です。こんな現状では、今後も消費が上向くとは思えません」
■低価格品も高級品も売れない
流通各社の8月の売り上げは悲惨だった。家電量販店や外食、コンビニなどで前年割れが続出し、
100円商品がウリの「ローソンストア100」も6.8%マイナスに沈んだ。
低価格品を売る店から、高額品を扱う百貨店まで売り上げ減少に直面。それが9月になって、
さらに悪化ということだ。どこを見渡しても、消費回復の兆しすら見えないのに
安倍首相は消費税率10%への引き上げを決行しようとしている。
「予定通りに消費税率引き上げが行われたら、リーマン・ショック後に
日本経済が陥った『実感なき景気回復』が繰り返されることになるでしょう」(東京商工リサーチ情報本部長の友田信男氏)
さまざまな経済指標は政府の意図的な操作によって好調に推移するだろうが、実体経済が伴っていないから、庶民生活はますますヒドくなる。
GDPの6割を占める個人消費がこの惨状で、消費増税などムチャクチャというしかない。
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百貨店、流通、飲食ボロボロ…消費増税で繰り返す「あの惨状」
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1の投稿日:2014/10/04(土) 20:21:07.59
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