14/10/03 12:22:03.65 0 BE:699332515-2BP(1673)
秋の値上げラッシュが始まった。
1日、スターバックスは10円程度、「餃子の王将」はメニューの大半で5~10%値上げに踏み切っている。
「十勝のむヨーグルト」は6~12円アップだ。
10月以前にも牛乳やチーズ、ハム、かまぼこ、小麦粉、バターなど食料品が相次いで値上がりしている。
総務省が9月26日に公表した東京都区部の9月消費者物価指数(中旬速報値)は、前年同月比で2・9%
の上昇だった。
物価上昇の最大の理由は、急ピッチで進む円安だ。
電気代やガソリン代は跳ね上がり、漁船の燃料費も高騰。
たこ(上昇率22.8%)、さけ(同18.2%)、えび(同17.9%)など軒並み値上がりした(別表参照)。
円相場は、きのう一時、1ドル=110円台に乗せた。
「節目を突破したことで、この先、円安に歯止めが利かなくなる」(市場関係者)
という見方も台頭してきた。
「次の節目は110.64円で、その次は111.60円です。こうした水準を簡単に超え、流れが変わらないよ
うだと、大きな節目である120・10円を目指すことになるでしょう」
(マネーパートナーズの武市佳史チーフアナリスト)
120円という水準は、これまでの円安とケタ違いの物価上昇をもたらすという。
「110円までは、円安による輸入資材などの値上がり分を、企業が負担するケースが多かった。ところが、
110円を超えると、価格転嫁せざるを得なくなるでしょう」
(第一生命経済研究所首席エコノミストの熊野英生氏)
日刊ゲンダイ[2014年10月3日] URLリンク(www.nikkan-gendai.com)
消費者物価指数(東京都区部9月中旬速報値)から
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