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★1の時間 2014/10/02(木) 20:50:24.28
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御嶽山の噴火で、直径10センチ~数十センチの噴石によってできた穴が、
主な火口から約500メートル以内に集中していたことが、
東京大地震研究所の金子隆之助教(火山地質学)の調査で分かった。
落下速度は時速300キロに達したとみられ、金子助教は「猛スピードで噴石が集中して降り、
多数の犠牲者を出したのではないか」と話している。
金子助教は噴火翌日の9月28日にヘリで上空から御嶽山を撮影し、写真を分析した。その結果、
主な火口から北東に向けて約500メートルの範囲に、噴石の落下でできた穴が集中していた。
4メートル四方あたり平均10個以上あったという。噴石の大きさは10センチ以上だった。
火口からの距離などを基に落下時のスピードを計算すると、時速300キロ程度に達していたと考えられるという。
また、火口付近から約1キロ離れた場所にも、直径数十センチの噴石が飛んだとみられる穴があった。
金子助教は「山頂付近で噴石が集中して降れば、登山者は逃げるのが難しい。時速300キロだと、
ヘルメットをかぶっても防ぎきれないほどの威力だっただろう」と話した。