14/09/22 08:19:14.37 WMaOW/gH0
>>871
東京裁判以降にどうだろうが、東京裁判時に素人だったのは事実
■パルは国際法の素人だった
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○中里成章「パル判事―インド・ナショナリズムと東京裁判」
・弁護士を開業すると、パルは所得税法を専門とするようになった。(p54)
・一九ニ四年、パルは博士論文を提出し、法学博士号を得た。論文のタイトルは「マヌ法典以前のヴェーダ時代及びポスト・ヴェーダ時代におけるヒンドゥー法哲学」であった(p58)
・以上から、パルが東京裁判の後になって国際法に関する講義を行ったことは明らかであろう。実は、このことはパルの親族にはよく知られていることのようである。
彼らから話を聞いた研究者は、彼らの間では、パルは東京裁判の判事に任命された後になって初めて、国際法を本格的に勉強したと、言い伝えられていると書いている(Nandy 1955:70-71)。
パルは国際法の業績があったから、東京裁判の判事に任命されたのではない。事実は正反対で、東京裁判の審理に加わってから国際法学者になったのである。(p66~68)