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【ケアンズ(オーストラリア北東部)=中村亮】主要20カ国・地域(G20)による
財務相・中央銀行総裁会議は20日、初日の討議を終えた。
麻生太郎財務相はG20各国に対し、消費税率10%への引き上げは
「経済状況を総合的に考えて年内に判断する」と表明。
財政再建に向けた取り組みを着実に進めると約束した。
麻生財務相が討議終了後、記者団に明らかにした。財務相は討議で、
仮に消費税を10%に増税しても基礎的財政収支(プライマリーバランス)の
赤字が解消されない厳しい財政状況を説明。「黒字化を達成するための
新たな計画を準備する必要がある」と述べた。
今回のG20は欧州を中心に世界経済の下振れリスクへの対応が最大の焦点。
初日の討議では世界経済の減速が強まっていることを背景に、
低成長とデフレへの懸念が深刻化している欧州に財政出動を求める意見が出た。
米連邦準備理事会(FRB)が来春にも政策金利を引き上げる可能性が
高まっていることについては、新興国から急速な資金流出を警戒する意見が出た。
URLリンク(www.nikkei.com)
財務相、G20で財政再建約束 消費税10%「年内に判断」