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被ばく船員の検査記録存在=第五福竜丸以外も、556隻-ビキニ水爆実験で・厚労省
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時事通信 2014/09/19-21:15
1954年に米国が太平洋ビキニ環礁などで行った水爆実験で、静岡県焼津
市のマグロ漁船「第五福竜丸」だけでなく、周辺海域で操業していた漁船延べ
556隻について、乗組員の被ばく量を検査した記録が存在していたことが1
9日、分かった。市民団体の情報公開請求に対し、厚生労働省が開示した。
厚労省はこれまで、第五福竜丸以外の被ばくについて、「実態を把握してお
らず、記録も保有していない」としていた。今回の開示について、「改めて探
したら見つかった」と説明している。
記録によると、旧厚生省は第五福竜丸の被ばく直後から、周辺海域で操業し
ていた漁船の検査を開始。54年3~6月に指定された5港へ入港した延べ5
56隻の船体と乗組員、捕獲した魚の放射線量を調べた。
乗組員の被ばく量は最大で毎分988カウントで、2週間同じ量を浴び続け
ても約1.68ミリシーベルト。第五福竜丸の乗組員(1.6~7.1シーベ
ルト)より大幅に低く、国際放射線防護委員会が緊急時の被ばく限度と定めた
100ミリシーベルトも下回った。
実態調査を進める市民団体「太平洋核被災支援センター」(高知県)の山下
正寿事務局長は、「記録があったことははっきりしたが、被ばく量は元船員や
遺族の話から考えると低すぎる。持ち帰って専門家と検討したい」と話した。
ビキニ水爆実験で国は、第五福竜丸の乗組員以外に放射線障害は認められな
いとして、継続的な健康調査をしていない。
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