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東証後場寄り、一段高 取引時間中で６年10カ月ぶり高値、強気広がる
2014/9/19 13:01
19日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は一段と上昇している。一時前日比296円ほど高い１万6364円まで上げ、
昨年12月30日に付けた高値を上回り、取引時間中として2007年11月以来６年10カ月ぶりの高値を付けた。市場では、
新たな買い材料は指摘されていないものの「円安・ドル高を好感した動きが続いている」（運用会社）との指摘があった。
年金積立金管理運用独立行政法人（ＧＰＩＦ）の運用改革や日銀による追加の金融緩和などへの期待は根強く、
「先行きに弱気になる材料がなくなってきた」（同）との声もあった。
ＪＰＸ日経インデックス400と東証株価指数（ＴＯＰＩＸ）も一段高となっている。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約611億円が成立した。
市場では「売り買い均衡」との声が聞かれた。
12時45分現在の東証１部の売買代金は概算で１兆4229億円、売買高は14億1243万株。東証１部の値上がり銘柄数は1305、
値下がり銘柄数は363、変わらずは162となっている。
ファストリやファナック、ＴＤＫが引き続き高く、花王、資生堂、フジクラが下げている。〔日経ＱＵＩＣＫニュース（ＮＱＮ）〕
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東京株、６年１０カ月ぶり高値 午後の上げ幅一時３００円に迫る１万６３６０円超
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