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〔東京株式〕大幅反発＝円安好感、輸出業種が上昇（18日）
時事通信 9月18日(木)15時30分配信
【第1部】円安の進行を好感し、輸出業種を中心に幅広く上昇した。
日経平均株価は前日比178円90銭高の1万6067円57銭と3営業日ぶりに大幅反発し、1月8日以来、約8カ月ぶりに終値で1万6000円台を回復。
東証株価指数（TOPIX）も12．95ポイント高の1317．91と3日ぶりに反発した。出来高は22億5644万株。
▽買い衰えず、年初来高値に迫る
日経平均株価は前日の米国株高と円安の進行を受け、寄り付きで1万6000円台を回復した。その後も買いの勢いは衰えず、
後場には一時前日比217円44銭高の1万6106円11銭と上昇し、1月8日に付けた年初来高値（1万6121円45銭）に迫る場面もあった。
トヨタが高値を更新するなど、主力の輸出業種に買いが流入。売買代金も活況の目安とされる2兆円を超えて盛り上がり、
「市場の雰囲気が変わってきたようだ」（大手証券）と関係者の声も明るい。
一方、国内景気の先行き不透明感は拭い去れていない状況。円安の進行は輸入物価の上昇を招き、ただでさえ落ち込んでいる個人消費を
さらに冷やしかねない。「実感無き株高を心配している」（銀行系証券）との声も聞かれた。（了）
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日経平均大引け、大幅反発 ８カ月ぶり１万6000円台 円安を好感
18日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反発した。終値は前日比178円90銭（1.13％）高の１万6067円57銭だった。
終値で１月８日以来、およそ８カ月ぶりに１万6000円台を回復した。外国為替市場で円相場が一時１ドル＝108円80銭近辺と前日の夕方時点
に比べ大きく円安が進み、輸出関連など幅広い銘柄に買いが入った。アジアの主要な株価指数が軒並み上昇したのも追い風になった。
東証株価指数（ＴＯＰＩＸ）も反発し、前日比12.95ポイント高の1317.91で取引を終えた。12日以来、６日ぶりに年初来高値を更新した。
東証１部の売買代金は概算で２兆3822億円（速報ベース）だった。８月８日と９月12日の特別清算指数（ＳＱ）算出日を除けば、
６月20日以来、およそ３カ月ぶりの水準だった。〔日経ＱＵＩＣＫニュース（ＮＱＮ）〕
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