14/09/14 23:44:30.47 qVZfkEFc0
朝日新聞2007年5月19日土曜日13版6面
ブラジルを13日まで訪れていたローマ法王ベネディクト16世が、1492年のコロンブス到達以降の中南米でのキリスト教伝道をたたえたことに、先住民や歴史学者から「虐殺や奴隷労働の過去を無視している」との批判が出ている。
ロイター通信などによると、法王は司教協議会での演説で中南米での伝導について「先住民は聖職者の到来を歓迎した」として「いかなる時も、コロンブス到達前の文化の自主性を奪ったことはなく、文化の押しつけでもない」などと述べた。
ブラジルのアマゾン地域の先住者コイアブ族の指導者は「教会に支えられたヨーロッパ人の
植民の結果、数百万もの先住民が虐殺や伝染病、奴隷労働で亡くなった」として、
法王の言葉を「高慢で無礼だ」と批判した。
ベネズエラのマルドナド先住民問題担当相も「スペインの帝国主義的侵略が中南米
に大規模な民族虐殺をもたらした」と指摘。リオデジャネイロ連邦大のゴメス教授(歴史学)
は地元紙に「教会自体が先住民や黒人を奴隷として使い、奴隷労働を正当化し、
先住民にキリスト教を押しつけた」とコメントした。