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民主党の海江田万里代表は、自身の党運営と距離を置いてきた枝野幸男元官房長官を幹事長に、岡田克也元代表を選挙対策
責任者にそれぞれ起用することを内定した。両氏を執行部に取り込んで挙党体制をアピールし、「海江田降ろし」の再燃を封じる狙い
がある。同党は政調会長、国対委員長などを含む新役員人事を16日に盛岡市で開く両院議員総会で決定する。
海江田氏は11日夜、枝野氏と会談し、「党の立て直しに力を貸してほしい」と幹事長就任を要請した。
枝野、岡田両氏は党の要職や閣僚を歴任した実力者。前原誠司元代表らとともに「6人衆」と呼ばれるキーマンだが、現執行部とは
距離を置いてきた。それでも幹事長を引き受けた理由を、枝野氏は12日、「私の考える党の立て直しと、代表の考えが一致した」と
記者団に説明した。
海江田氏の任期は来年9月までだが、野党転落後に党勢が低迷する中、同氏への党内の不満は根強い。7月末の両院議員懇談会
で代表続投にこぎつけたとはいえ、海江田氏を支えた大畠章宏幹事長の辞意は固く、足元は揺らいだままだった。海江田氏は来春の
統一地方選を反転攻勢のきっかけにしたい考えで、枝野、岡田両氏の手腕に期待した面もある。枝野氏は8日のテレビ番組で次期
衆院選について「11月9日投票もある。(解散を)いつやられてもおかしくない」と発言。岡田氏はこれまでも選挙区調整を「今すぐ
やらなければいけない」と主張しており、選挙対策を重視した布陣といえる。
国対委員長には川端達夫副代表の起用を検討。政調会長は桜井充政調会長の続投か、大塚耕平元副厚生労働相の就任が
取りざたされている。
ソース(毎日新聞) URLリンク(mainichi.jp)
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