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買春の相場も変わったものだ。たばこと引き換えに女子高生買春に及んだ男が捕まった。
静岡県警大仁署が１０日に逮捕したのは、伊豆の国市議会事務局・臨時職員の岩田勝容疑者（２８）。児童買春・ポルノ禁止法違反（買春）の疑いで、容疑を認めているという。
岩田容疑者は８月８日、ツイッターなどで知り合った県内に住む女子高生（１７）を呼び出した。
「岩田に＜たばこ２箱を買ってあげるから＞と持ち掛けられ、県内の山中でカーセックスに及んだようです。
最近の女子高生は金銭ではなく、モノで取引するケースが珍しくないんです」（捜査事情通）
たばこ２箱といったら、１０００円相当。いくら地方の女子高生とはいえ、コンビニやファミレスで１時間ちょっと働けば稼げる金額だ。
はしたガネ欲しさに売春に走る女子高生にはどんな事情があるのか。
風俗ライターの蛯名泰造氏はこう言う。
「一般的なＪＫ買春は、ホテル代込みで１万５０００円が天井。ここから価格交渉を始め、ダンピングに応じる女の子は少なくありません。
彼女たちも学校に塾にと忙しいので、空いた時間にパッと客を取りたいんです。一方で、ツイッターやＬＩＮＥで知り合い、相談に乗ってくれる年上男性に安易に体を許す子もいます。
カネ目的で売春していると仲間内で思われたくないとか、話を聞いてもらっているのに高いのは悪いと思っているようです」
「サマンサタバサの小物でいいよ」「ゴディバのチョコが欲しい」なんていう子も少なくないという。
痛ましい。
日刊ゲンダイ（2014年9月12日09時26分）
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