14/09/06 22:12:27.01 J+qAx+KG0
経済の発展 = 分業制度の発展
重商主義を批判したアダム・スミスの国富論
つまり、コメ作りが得意な人は米農家。 漁が得意な人は漁師。 衣服を作るのが得意な人はテーラー。
整髪が得意な人は床屋。料理が得意な人は料理人。家づくりが得意な人は大工。洗濯が得意な人はクリーニング屋。
それぞれの人間が最も得意とすることに専念して生産性を上げてその生産物、サービスを取引することで、経済が発展し豊かになった。
ところが消費税は、その富を生み出す源泉である経済行為、商取引に対してペナルティを科す。
3%程度ぐらいだったら、それほどの悪影響はなかったが、5%になって明らかに景気が減速してきた。
10%になったら、とんでもない不景気になるのは確実。
10%も消費税を払うのだったら、多少下手でも自分でやった方がマシだって人間が間違いなく増えてくる。
つまり日曜大工、家庭菜園、自炊、奥さんの床屋。裁縫、洋裁。自分で洗濯、のり付け、アイロンがけ。Do it Yourself.の大流行。餅は餅屋ではなく、家庭用餅つき機。
移動は極力最小限で徒歩か、消費税分安い白タク使う。中古車は個人間の売買。
何でも自分でやる方が得だみたいなことになったら、どんどん世の中が不景気になるって誰でも簡単に判るでしょ?
一般的に素人よりも最低倍ぐらいは生産性が高くなければ、プロとしては生きていけないのだが、それに消費税分が加わるからハードルがより高くなる。
消費税値上げで一番困る事は、払う消費税の額以上に、世の中から仕事、就職先がなくなってしまうこと。
消費税が20%になったら、完全に終わる。ヨーロッパ見れば判るよね。
自分でやるか、消費税を払わなくても済むブラックマーケットの利用。
所得さえ把握するのが困難な状況になって、トータルの税収は確実に減る。