14/09/01 10:18:15.73 W2jd3lnK0
>>626
-退避した人たちは十五日午前中に戻り始めた。
「本当は私、2Fに行けとは言っていないんですよ。ここがまた伝言ゲームのあれのところで、
『行くとしたら2Fか』という話をやっていて、伝言した人間は運転手に福島第二に行けという指示をしたんです。
私は福島第一の近辺で、所内にかかわらず線量の低いようなところに一回退避して次の指示を待てと
言ったつもりなんですが、2Fに行ってしまいましたと言うんで、しようがないなと。確かに考えてみれば、
みんな全面マスクしているわけです。それで何時間も退避していて死んでしまうよねとなって、
2Fに行った方がはるかに正しいと思ったわけです」
【津波対策】
<東電の試算で事故前の〇八年、第一原発に大津波が来る可能性があるとの結果が得られたにも
かかわらず、具体的な対策は取られなかった。吉田氏は当時、本店原子力設備管理部長だった>
-女川原発では八六九年の貞観(じょうがん)津波を考慮している。第一原発ではどうだったか。
「福島県沖の波源(はげん)というのは今までもなかったですから、そこをいきなり考慮してやるという
ことは仮想的にはできますけれども、費用対効果もあります。根拠もないことで対策はできません」
-別の原発で貞観津波を考えているのに、第一原発で考えないのはおかしいとは思わないか。
「貞観津波を起こした地震よりももっと大きなものが来たわけですから。日本の地震学者、津波学者の
誰があそこにマグニチュード9が来るということを事前に言っていたんですか。それを言い始めると、
結果論の話になりますと言いたいです。マグニチュード9が来ると言った人は、今回の地震が来るまで
誰もいないわけですから、それを何で考慮しなかったんだというのは無礼千万だと思っています」 (肩書は当時)