14/08/30 17:58:54.28 OzArUTR80
山崎豊子「二つの祖国」によれば、ドイツのA級戦犯たちは執行直前に潔く服毒自決したゲーリングと
誇り高い信念の武人である親衛隊幹部を除けばどいつもこいつも見苦しい者ばかりで
リッペンドロップやヨーデルは死刑判決を受けた時点でその場で腰を抜かして失禁し
さらにほぼ全員が連日アイゼンハワーやチャーチル宛に助命嘆願書を毎日何百通も書いて送り付け
看守や雑用係のBC級戦犯に対してさえ「あなたがたの召使として一生仕えるから命だけは助けてくれ」
と号泣しながら哀願する日々を送っていた。
執行当日に至っては脱糞しながら絞首台までひきずられ、執行立ち会いの各国軍法務将校たちに
よだれと鼻汁まみれの顔をこすりつけて膝に縋って命乞いを繰り返し、最後は発狂して爆笑しながら吊るされたとある。
一方日本のA級戦犯たちは執行当日まで写経や座禅で淡々と日々を過ごし、
執行当日になっても何ら取り乱すことなく、天皇陛下万歳を唱えて13階段を上って処刑された。