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朝日新聞が慰安婦に関する記事の一部を「虚偽」と認めて取り消した問題で、朝日の報道を検証
する方針を固めた自民党に続き、野党でも朝日の責任を問う動きが強まっている。民主党有志議員
の29日の会合では、朝日の説明責任が不十分だとして国会で追及すべきだとの意見が噴出。他の
野党も批判的な声が多く、「朝日問題」は秋の臨時国会でも焦点となりそうだ。
「国連人権報告も米下院の対日非難決議も慰安婦像の世界各地での設置もベースは吉田証言だ。
その根拠が崩れた。おとしめられた日本の名誉を回復すべく取り組んでいきたい」
民主党有志でつくる「慰安婦問題と南京事件の真実を検証する会」会長の渡辺周元防衛副大臣は
29日の会合で、こう訴えた。
「慰安婦の強制連行」を証言した吉田清治氏の記事を取り消した朝日の検証報道を受けて開かれ
た今回の会合には、渡辺氏や松原仁国対委員長ら6人が出席。「謝罪も何もない。自浄努力が望め
ないのなら、国民の代表のわれわれが検証していくことが必要だ」(鷲尾英一郎衆院議員)など朝
日批判で染まった。
朝日に対しては党幹部も「大変残念な報道だ」(大畠章宏幹事長)と批判的だが、表現の自由と
の兼ね合いもあり、国会での追及には慎重だ。だが、会合では朝日の虚偽報道を基に世界に広まっ
た誤解を解消すべきだとの認識で一致。朝日の追及に加え、臨時国会では日本の名誉挽回へ積極的
に取り組むよう政府に働きかけることを確認した。
みんなの党の浅尾慶一郎代表も29日の記者会見で「単に『誤報』というだけではなく、まだ明
らかでないことへの説明責任を果たすべきだ」と指摘。結いの党の小野次郎幹事長は会見で「世論
や国際的な影響を考えれば、検証してもらう必要がある」と述べた。
野党の中で朝日批判の急先鋒(せんぽう)が慰安婦問題を積極的に取り上げる次世代の党。山田
宏幹事長は同社の木村伊量(ただかず)社長の記者会見に加え、「参考人として国会で質問に答え
てほしい」として、木村社長の国会招致を求める構えだ。
産經新聞:URLリンク(sankei.jp.msn.com)