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50人を超える死者が出る大災害となった広島豪雨災害。安倍官邸が失態を見せた。
8月20日朝、広島市北部の集中豪雨で被害が出て、広島県は午前6時半に自衛隊に派遣を要請した。山梨の別荘にいた首相は
同時刻、関係省庁に「総力をあげて被害者の救命・救助などに取り組むように」と指示したことになっている。
問題はここから。1時間後の午前7時26分に名門・富士桜カントリー倶楽部に着いた首相は森喜朗元首相、茂木敏充経済産業相、
加藤勝信官房副長官らとプレーを始めた。しかし、同行者によると「2、3ホール目で連絡を受けた首相は『問題が起きたから帰る』と
言っていた」。
東京から連絡したのは菅義偉官房長官という。政府関係者は「菅長官のもとには『死者が出ているのに、ゴルフをプレーしているのは
まずい』との声が寄せられ、慌てて連絡したようです」と語る。首相がゴルフ場を出たのは午前9時19分だった。
ゴルフの相手が森元首相というのは、歴史の皮肉だ。森氏は政権担当時の2001年2月、宇和島水産高校の練習船「えひめ丸」が、
米海軍の潜水艦に衝突されて沈没した事故を起こした際にプレーを続行。「危機管理がなっていない」と批判の大合唱を受け、すでに
弱っていた政権の体力にとどめをさされたからだ。さすがの森氏も今回は「東京へ戻った方がいい」と助言したという。
官邸関係者が「危機一髪だった。最後までゴルフしていたら大打撃だった」と胸を撫で下ろしたのも束の間、安倍首相は、夕方に
東京を出発し再び別荘へ戻ってしまう。
首相周辺は「身1つで別荘を出てしまったので、整理する必要があった」と説明するが、翌21日には北村滋内閣情報官らと別荘で
面会。結局、東京の首相官邸に戻ったのは午後3時過ぎだった。官邸内からさえ「なぜ別荘に戻ったのか。せめて朝一番でとんぼ返り
すればよかった」(前出・官邸関係者)と悔やむ声が専らだ。
「今井尚哉首相秘書官や一緒にゴルフをしていた加藤副長官ら側近が、強く止めるべきだった。4月に熊本で鳥インフルが起きた際に
ゴルフしていても乗り切ったため、事態を軽く見ていたのではないか」(同前)
森政権の時、安倍氏は官房副長官だった。危機発生時の総理の在り方を再び身にしみて学ぶこととなった。
ソース(週刊文春) URLリンク(shukan.bunshun.jp)
写真=趣味のゴルフで気分転換のはずが…
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