14/08/28 18:53:09.54 rNTvrNmm0
>>674
◆ネッタイシマカ・・・遺伝子組み換え蚊で撲滅
2011年7月、ブラジル北東部のジャゼイロで不妊の蚊を放つ実験が始まった。
英国のバイオベンチャーが遺伝子組み換えで不妊にしたネッタイシマカ(OX513A)だった。
ネッタイシマカにタンパク質「tTAV」を作る遺伝子を導入した。このタンパク質が
体内で増え続けると蚊は死んでしまう。でも、エサに、抗生物質「テトラサイクリン」を
混ぜておけばtTAVが過剰生産されないため、組み換え蚊は成長し繁殖も
できる。しかし、テトラサイクリンをエサから抜くと、ほどなく死んでしまう。
野外に大量に放出したオスの組み換え蚊は、ネッタイシマカのメスを野生の
オスと奪い合う。これで野生のオスが子孫を残す確率が下がる。
世界で毎年5000万人が感染するデング熱の対策になる可能性がある。
◆遺伝子操作で蚊を退治
2014年、デング熱を封じ込めるために、自然界では子孫を残せないように
遺伝子操作した蚊を放ち、蚊を激減させる。
標的はデング熱を媒介するネッタイシマカ。ブラジルでの実験では
蚊が96%減少。
蚊は抗生物質テトラサイクリンを与えないとボウフラから成虫になるまでに
死ぬように遺伝子を操作されている。