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福島原発事故から3年5カ月……被災者の健康リスクが未だ危惧されるなか、編集部ではセシウ
ム汚染の分布と特定疾患増加の実態について調査を敢行。今月号(月刊誌『宝島』10月号)では
「急性心筋梗塞」の増加と「被曝」の関係について検証する!
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■甲状腺ガンだけではない? 過酷原発事故の健康被害
東京電力・福島第一原発事故の発生から、はや3年5カ月が過ぎた。原発事故に伴い放出された
放射性物質の影響ではないかとして、小さな子どもや若い福島県民の間で発生が確認されている
「甲状腺ガン」が昨今、注目を集めている。だが、原発事故による健康面への影響は「ガン」だけに
限られるのだろうか。
実は、原発事故の発生を境に、福島県内で多発・急増している病気がある。厚生労働省の「人口
動態統計」データを精査した結果、その事実が明らかになった。
急性心筋梗塞(こうそく)─。それが、福島県で現在、急増している「死の病」の正体だ。
人口動態統計とは、人口や出生、死亡、死産、婚姻、離婚といったデータを県別、あるいは市町
村別にまとめたデータである。
【表1】と【表2】を見てほしい。これらの表は、原発事故発生以降に福島県内で増えている「死因」
を、人口動態統計をもとに多い順から並べたものだ。いわば、死因別の「増加数ランキング」であ
る。
【表1】は、原発事故が発生した2011年に増加した死因で、【表2】が事故翌年の2012年に増加し
た死因だ。ここで私たちが着目したのは、「循環器系」の疾患である。
11年の【表1】を見ると、地震や津波が急増の原因と考えられる「不慮の事故」や「傷病」続き、
「循環器系の疾患」と「心疾患」が4位と5位にランクイン。10位には「心不全」も入っている(注1)。そ
のいずれもが、原発事故前である10年の発生数を大きく上回っていた。
それが12年になると、循環器系疾患の代表格である「急性心筋梗塞」がランキングのトップに躍
り出る(【表2】)。10年と比較した場合、11年で128人増。翌12年はさらに増えて219人もの増加と、
100人単位で増え続けているのである。
※2014/08/27時点で一般公開が確認出来た記事の一部を引用しました、全文は元サイトでどうぞ
宝島 8月26日(火)18時23分配信 - Y!ニュース
URLリンク(zasshi.news.yahoo.co.jp)
★1: 2014/08/27(水) 07:27
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