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ステッカーで犬の放尿“退散!” 飯塚市・本町商店街
URLリンク(www.nishinippon.co.jp)
=2014/08/27付西日本新聞朝刊=(最終更新 2014年08月27日 00時34分)
飯塚市の本町商店街は、アーケードの鉄製支柱に飼い犬の放尿が後を絶たな
いことから、鳥居を描いたステッカーを貼る対策に乗り出した。店主たちは
「悪臭でお客さんに不快な思いをさせるだけでなく、支柱がさびて根元から折
れる危険性もあるので、安全面からもやめてほしい」と強く訴えている。
本町商店街には、全長約350メートルのアーケードがあり、雨風の日でも
快適に買い物を楽しめる。だが犬を散歩させる飼い主が増え、ふんの放置や、
支柱に犬が放尿する姿が防犯カメラなどに映るという。商店街副会長の新藤十
仁さん(64)によると「犬には同じ場所にマーキングする習性があり、支柱
の中でもさびているものとそうでないものの傷み具合が極端に違う」らしい。
これまでは店主たちが個々に、さびた支柱の根元にビニールを貼るなどの策
を講じてきた。だが7月の本町全店会で、複数の店主から深刻な放尿被害の訴
えが出たのを機に、商店街として対策に乗り出した。
8月、商店街活性化に取り組む民間会社「まちづくり飯塚」取締役の久保森
住光さん(52)が、鳥居を描いたステッカーを作成。「別の場所で、ポイ捨
て対策にしめ飾りをしたら被害が減ったという話を参考に、飼い主の意識を変
えようと鳥居を採用した」という。商店街は、特に傷みが激しい支柱を中心に
約30カ所に貼り、放尿防止を訴える。
久保さんは「台風や連日の雨の影響で、アーケードを歩く人が増えるのは商
店街が活気づくのでうれしい。マナーを守って今後も商店街を楽しんでほしい」
と呼び掛けている。
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写真:本町商店街の支柱には、犬の放尿対策として鳥居を描いたステッカーが貼られている