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がん患者一人ひとりの治療内容の情報を登録し、がん医療の改善に役立てようという「がん登録」について、
国立がん研究センターは、全国のがんの拠点病院を受診した61万人の患者情報をまとめた報告書を25日、公表しました。
この報告書は、平成24年に、全国397のがん診療連携拠点病院を受診したがん患者およそ61万3000人について、
がんの部位や進行度、それに、どのような治療が行われたのかなどの情報をまとめたもので、国立がん研究センターが25日、公表しました。
センターでは、平成19年から、より効果的な治療法の普及などがん医療の改善に役立てようと、
がん登録のデータの集計を始めていますが、拠点病院の患者のデータがすべてそろったのは、
今回が初めてで、再来年1月から法律に基づいて全国の病院が行う「全国がん登録」の基盤が整ったとしています。
また、今回は初めて、胃がんや大腸がんなど5種類のがんについて、年齢と進行度に応じてどのような
治療が行われたかのデータもまとめられていて、内容は、センターのホームページで見ることができます。
国立がん研究センターの西本寛がん統計研究部長は「がんの種類によっては、年齢やライフステージによって
治療を変える必要があったりする。今後、分析を進める際に使ってほしい」と話しています。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)