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■ 佐世保高１女子殺害、問題行動把握も保護者面談行わず
長崎県佐世保市で起きた高１同級生殺害事件です。
事件前、加害少女がバットで父親を殴る問題行動を起こしていたことについて、
学校側は把握していたにもかかわらず、保護者との面談すら行っていなかったことがわかりました。
「校長等の管理職員は報告を受けた当該事案について、
保護者との面談や関係機関への相談はしていない」（県教委の会見）
先月、高校１年の少女が同級生を殺害したとして逮捕された事件。
加害少女は、事件を起こす４か月前の中学３年生のとき、金属バットで父親を殴って大けがをさせる問題行動を起こしていました。
県の教育委員会は、これまでの調査結果を議会に報告。
学校側が、加害少女の問題行動を事件の前に把握していながら、
中学から高校へ引き継ぎをしていなかったことや、保護者との面談も行っていなかったことを明らかにしました。
「学校現場がなぜ、そういう判断をしたのか、情報が足りなかったのか、
十分検証しないと、再発防止策につながらない」（長崎県 池松誠二教育長）
事件の予兆ともいえる加害少女の問題行動に学校現場は適切な対応をとっていたのか。
教育委員会では今後、外部の専門家を交えて検証することにしています。（22日18:07）
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