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死者・行方不明者が65人に上る広島市安佐南区八木。「アパートが1棟ごと流され、住人が不
明になっている」との情報があり、広島県警は21日、同地区に警察官の約半分を集中投入するな
どして生存者の捜索にあたった。
アパートのある八木3丁目は、斜面の上にあり、流れてきた土砂や岩石、流木などで見渡す限り
埋まっている。アパートの形は確認できず、周辺の家屋も基礎部分しか残っていないなど、被害は
甚大だ。21日朝から、消防や警察、自衛隊員ら100人近くが捜索したが、土砂や流木に阻ま
れ、作業は難航している。
市消防局によると、このアパートに住む女性5人、男性3人が行方不明。管理会社によると2階
建てで、今年5月以降、4部屋に各2人ずつ暮らしていたという。管理会社の担当者は「8人と連
絡が取れず、心配している。今は捜索を見守るしかない」と話した。
八木地区では、このアパートを含む多くの住民が行方不明だが、県警は20日まで市内の不明者
を7人と発表してきた。八木ケ丘町内会長の奥迫信治さん(76)はこれに疑問を持ち、町内会の
メンバーとともに21日に県警を訪れ、「よそばかりでなく、八木ケ丘の捜索をちゃんとしてほし
い」と訴えたという。消防などは21日夜、雨のために作業を中断したが、今後も重点的に捜索を
続ける方針だ。【大山典男、加藤小夜、平川将来】
毎日新聞:URLリンク(mainichi.jp)