14/08/17 15:08:57.95 kXo+s8fo0
毎年8月15日に日本武道館で行われる戦没者追悼式典で、「全国戦没者之霊」と書かれた柱に向かって天皇陛下、総理大臣他、多くの参列者が黙祷を行います。
さて、この「全国戦没者之霊」の中に「戦犯」は含まれるのでしょうか?
この「全国戦没者之霊」には名簿のようなものはありません。
日本武道館の入場者には「戦犯」とされた人の遺族もいることでしょう。
「戦犯は除外されている」とか「戦犯の遺族は入場禁止」という話は聞いたことがありません。
当然、含まれていると考えられますね。
では、武道館参列者の皆さんは「戦犯」を慰霊しているのでしょうか?
「戦犯」として処刑された○○さんの遺族は、○○さんの霊に対して黙祷をされるのでしょうけれど、
多くの場合、特に戦犯を意識することなく戦没者全体に対して追悼の意が表されています。
おそらくこれは「参列者ひとりひとりの心の問題」ということになるでしょうね。これは靖国神社とて、まったく同じですね。
靖国神社と武道館の相違は何でしょうか?靖国神社のほうは主として軍人を対象にしているのに対し武道館のほうは軍人に限らず広く民間人も対象としています。
しかし「戦犯とされた人も含めて慰霊するのかどうか」という点では両者の間に本質的な相違はありません。名簿があるか無いかの違いだけです。