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無料通信アプリ「LINE(ライン)」で女子中学生らに威圧的なメッセージを送り、大阪維新の会大阪府議団からの
除団処分が決まった山本景(けい)府議(34)=交野市選出=が代表を務める政治団体が平成24年、政治資金の
残高が「ゼロ」にも関わらず、12万円を支出したと政治資金収支報告書に記載していたことが15日、分かった。
支出の原資は不明で、山本氏は産経新聞の取材に「記載ミス」と釈明。専門家は政治資金規正法に抵触する可能性を指摘している。
政治団体「山本けい後援会」が大阪府選挙管理委員会に提出した24年分の収支報告書によると、
同後援会は24年2月21日、「交野青年会議所年会費入会金」12万円を同会議所に支出した。しかし、
同後援会の24年の収入は、同4~11月に7個人と大阪維新の会からの寄付計130万5173円。
23年からの繰越金はなく、12万円を支出した時点では、同後援会の政治資金は「ゼロ」だった。
産経新聞の取材に対し、山本氏は「これまで気づかなかった。(収支報告書の記載上)確かに資金不足になっている」と
不明朗な記載を認めた上で、「一時的に(山本氏が)費用を立て替えたが、収支報告書への記載を忘れていた可能性もある。
事実関係を確認する」と説明している。
政治資金問題に詳しい神戸学院大法科大学院の上脇博之教授(憲法学)は「故意に虚偽の支出を記載すれば、
政治資金規正法に抵触する恐れもある。仮に山本氏が費用を立て替えたのであれば、
後援会への資金の貸し付けを記載すべきだった」と指摘している。
山本氏をめぐっては、女子中生らにLINEで「許さない」などの威圧的メッセージを送ったとして、
維新府議団が11日に除団処分を決定。山本氏は「処分が重すぎる」と不服を申し立てている。